―[ファストファッション、全部買ってみた]―

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気をつけるべき3つのオワコントレンド

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 今回は気をつけるべきオワコントレンドを3つ紹介します。

 オシャレに見られたいなら、最も気をつけるべきは、「少し前に流行ったトレンドを、今も正解だと思って着てしまうこと」。当時は確かにオシャレだったアイテムでもトレンドにより正解が一気に逆転するのがファッションです。

 そこで今回は気をつけるべき過去のトレンドと今選ぶべきポイントを紹介するので、ぜひこの機会にこの記事を参考に今後のお買い物に役立ててみてください。

 今回、紹介するのは以下の3つのオワコントレンドです。

・スーパーオーバーサイズトップス
・ジョガーパンツ
・カラフルアッパーの配色スニーカー

▼スーパーオーバーサイズのトップスはオワコン

「ダサい中年男性」だけが今も続けている“時代遅れなファッション”ワースト3
写真はイメージ(以下同)
 まず紹介するのはスーパーオーバーサイズのトップスです。2015年あたりをきっかけに、ビッグシルエットトレンドが一気に広がりました。

 トップスでいえば、袖丈が長く、袖幅も太く、身幅も広く、着丈も長い、とにかくすべてが大きい極端なサイズ感のシルエットです。タイトシルエット一辺倒だった時代へのカウンターとして登場し、大衆の価値観を大きく変えました。

 ただ、今は状況がまったく違います。ビッグシルエットトレンドが始まってからすでに10年以上が経ち、完全に大衆化しました。街を見渡せば、緩いサイズ感の服を着ている人ばかり。

 これはファッションに詳しい人だけの話ではなく、ユニクロで何となく服を買っている人や、特に意識せず服を選んでいる人まで含めて、サイズ感が緩くなっているという状態です。その結果、ビッグシルエットは「差別化としての役割」を失い、チープ化し始めています。


 ここで重要なのは、トレンドとは一部のおしゃれな人のためのものではなく、「大衆の価値観の集合体」だということ。みんなが当たり前にやり始めた瞬間、そのトレンドは新しさを失います。そしてファッションにおいて、最もトレンドが反映されやすいのがシルエットです。

 色や素材よりも先に、全体のバランスで古いか新しいかが判断される。だからシルエットがズレると、それだけで一発アウトになりやすい。

 スーパーオーバーサイズは、今の基準で見るとだらしなく見えたり、バランスが悪く見えたり、一昔前のスタイリングに見えやすくなっています。当時かっこよかったからこそ、今も着続けてしまう人が多いのですが、2026年の基準から見ると「アップデートできていない人」に見えやすいという弱点があります。

2026年のトップスのトレンドは…

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まとめ
 では、どうすればいいのか。2026年のトップスのトレンドは、リラックスとコンパクトの共存です。具体的には、身幅・袖・袖幅はリラックスフィット。でも着丈はコンパクト。このバランスが、今の王道です。

 このシルエットを選べば、余白は残しつつ、だらしなく見えず、全身のバランスも取りやすくなります。
極端なオーバーサイズは、スタイルカバーや組み合わせが難しかったですが、このリラックス×コンパクトのバランスは、人を選ばず簡単にスタイルを良く見せてくれます。

 だからこれからトップスを選ぶなら、ただ大きいものを選ぶのではなく、「身幅と袖はリラックスしているけど、着丈はコンパクト」。これを意識するだけで、周りからの印象が大きく変わります。

▼ジョガーパンツはオワコン

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 次に紹介するのはジョガーパンツ。ジョガーパンツとは、裾が絞られた、ジョギングパンツをルーツに持つアイテムです。一時期は「楽なのにおしゃれ」「街で履けるスポーツウェア」として、アスレジャーとストリートトレンドが重なり、その時代を象徴する存在でした。

 ただ、このジョガーパンツも2026年の価値観から見るとズレています。大人っぽく見せにくく、着こなしの難易度も高い。部屋着っぽく見えたり、生活感が出たりと、コーディネートだけでは消しきれないイメージの壁があるアイテムです。

 特に致命的なのがシルエット。パンツはコーディネートの土台なので、ここがトレンドとズレると、上半身をどれだけ頑張っても全体が古臭く見えてしまいます。裾がすぼまったジョガーパンツのシルエットは、今の「大人っぽくて緩い」価値観と真逆。その結果、全身を一気に時代遅れに見せてしまう原因になります。
かつては楽で万能だったジョガーパンツも、2026年基準では扱いが難しいアイテムになっています。

 ではどうすればいいのか。

選ぶべきはワイドパンツ

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まとめ
 答えはシンプルで、ワイドパンツを選ぶことです。ワイドパンツは今っぽく見せられるうえ、体型もカバーできるので、大人の男性にとって必須のシルエット。その中でもスラックスタイプを選べば、大人っぽさもキープできて非常に使いやすいです。

 ワイドに抵抗がある人は多いと思いますが、それは価値観が少し前で止まっているサイン。「ワイドは若者のもの」という認識は完全に過去のものです。

 今は年齢も性別も関係なく履かれている王道シルエットなので、抵抗があってもぜひチャレンジしてみましょう。パンツが変わるだけでコーディネートの新鮮さも一気に変わります。

▼カラフルなアッパー配色のスニーカーもオワコン

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 最後に紹介するのはカラフルなアッパー配色のスニーカー。カラフルなアッパーのスニーカーは、ストリートトレンド全盛期に大流行したアイテムです。色数が多く、いかにもトレンド感のあるスニーカーとして、多くの人が履いていました。

 ただし、今は前提が大きく変わっています。現在のファッションシーンの主軸トレンドはクラシカル。
大人っぽさや上品さ、落ち着きが重視される時代です。その価値観から見ると、カラフルな配色のスニーカーは少しズレて見えます。

 ここで重要なのが、メンズファッションでおしゃれに見せる最大のコツは「大人っぽさ」にあるということ。全身で使う色数が増えるほど、子供っぽくカジュアルに見えやすくなります。つまり、大人っぽさから遠ざかるということです。カラフルなスニーカーは情報量が多く、カジュアルな印象も強いため、足元が浮きやすい。トレンド以前の問題として、大人の男性が使いこなすには難易度が高いアイテムです。

 もちろん、単体で見ればかっこいいですし、集めたくなる気持ちもよく分かります。ただ、コーディネートという視点で見ると、かなりレベルが高いアイテムになってしまいます。特に2026年の価値観では、「派手=おしゃれ」ではなく、「整っている=おしゃれ」。その基準で見ると、カラフルスニーカーはどうしても時代とズレて見えやすいのが現実です。

 ではどうすればいいのか。


今の時代はスニーカーよりも革靴

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まとめ
 答えはシンプルで、今の時代はスニーカーよりも革靴です。クラシカルトレンドの中で、足元に使う大人っぽいアイテムといえば革靴。スニーカーでもサンダルでもなく、革靴が最も大人の印象を作ってくれます。

 中でもおすすめなのが黒の革靴。黒は最も格式が高く、大人っぽさがあり、他の色との相性も抜群。とりあえず黒の革靴を1足持っておけば、2026年の足元はまず失敗しません。

 今回、紹介するのは以下の3つのオワコントレンドです。

・スーパーオーバーサイズトップス
・ジョガーパンツ
・カラフルアッパーの配色スニーカー

 この3つを回避することを意識するだけで明日からの印象が劇的に変わること間違いなし。価値観をアップデートして、ダサいおじさんから脱却しましょう。ぜひこの記事を参考にチェックしてみてください。

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【まとめ】
株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。
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