2026年2月、timelesz は新体制発足からちょうど1年を迎えるという記念すべき日に、東京ドーム公演を行った。
8人のメンバーたちは濃密な時間を振り返りながら、ファンとともに特別な瞬間を分かち合った。
新体制1周年、8人で踏みしめた東京ドーム
事前に行われた囲み取材で佐藤勝利は「ありがたいという思いと感謝と、こうして8人で1年を迎えられたということをまず嬉しく思っております」とコメント。松島聡は「長かったなって思うメンバーもいれば、あっという間だなと思うメンバーもいて本当に濃い1年でした」と、それぞれが異なる時間の感覚を持っていたことを明かした。
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菊池風磨は、新メンバー(寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝)の変化に目を見張る。「僕らが戸惑ったところで、逆に引っ張ってくれる瞬間もたくさんあった」と笑顔を見せた。今回のツアー「We’re timelesz LIVE TOUR 2025-2026 episode 1 FAM DOME」では、新体制になってから約11か月の軌跡が詰め込まれた。オープニングの「Rock this Party」や「Anthem -episode 1-」で会場をブチ上げると、新メンバー募集オーディション「timelesz project -AUDITION-」で披露した課題曲やプロデュース曲「New phase」「Purple Rain」などを披露した。
「Sexy Zone」への挨拶
ライブ後半。改名前のグループ・Sexy Zone の楽曲をマッシュアップで披露する特別なメドレーもパフォーマンス。
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演出を担当した菊池は、「これから前に進んでいくっていうタイミングで、Sexy Zone時代にちゃんと挨拶をしたかった。僕らからするとSexy Zoneの自分たちへの挨拶なんですが、新メンバーからするとその時代のそれぞれの自分たちへの挨拶にして欲しいなと思って」とその意図を説明した。過去に感謝し、未来へ進む。その象徴的な瞬間だった。
8人の“勢い”を乗せた新アルバム『MOMENTUM』への期待
今年5月からは新アルバム「MOMENTUM」を引っ提げて、新体制2回目となるアリーナツアーを開催する。アルバムタイトル『MOMENTUM(モーメンタム)』には、”勢い”を意味する MOMENTUM と、”今この瞬間”を意味する MOMENT という二重の意味が込めた。
さらに、メンバー8人の想いを込めて、8文字にこだわった。前作『FAM』が新体制発足前に3人で制作を始めたため3文字だったのに対し、今回は『8人で一からアルバム作りをみんなでする』という意味も込められている。
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結成2年目に向けて、佐藤は「新アルバムも発売決まりました、この瞬間、瞬間を大事にしていきたいというのは僕たち変わらない思いですし、何よりもその時間が笑顔あふれる瞬間になってほしい」と意気込む。松島も「変化を見せながら、新しいものを届けていく。飽きないグループでありたいなと思います」と決意を語った。
東京ドームで刻まれた瞬間はtimeleszにとっても、ファンにとっても、過去への感謝と未来への期待が交錯する特別な時間に違いない。無限の可能性を秘めたtimeleszの物語はここから加速していく。
<取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧>