―[恋愛コーチ・関口美奈子]―

 YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしている、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。
 これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。


モテる力と、選ばれる力は、別の能力

飲み会では人気者なのに結婚相手に選ばれない…「モテる男性」が...の画像はこちら >>
 飲み会では人気者で、会話も面白く、女性の友人も多い。それなのに、婚活ではなぜか結婚まで進まない。そんな男性を、現場で数えきれないほど見てきました。

 一方で、口下手で目立たないのに、静かに結婚を決めていく男性もいます。この差は、運でも外見でもありません。

 モテる力と、選ばれる力は、別の能力だからです。モテるとは、その場の魅力で人を集める力。選ばれるとは、この先の長い時間を預けてもいいと思わせる力。婚活で問われているのは、後者だけです。

 モテてきたのに決まらない男性は、恋愛の勝ち方は知っていても、結婚の選ばれ方をまだ知らないだけなのかもしれません。

1.モテは「盛り上がり」で決まり、結婚は「想像」で決まる

飲み会では人気者なのに結婚相手に選ばれない…「モテる男性」が見落としがちな“女性の本音”
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 その場が楽しいかどうかは、恋愛の入り口では大きな武器になります。しかし女性が結婚を考えるとき、頭の中にあるのは楽しさではなく、この人との生活が想像できるか、という問いです。

 実際、お見合いやデートで話が弾んだのに次へ進まないとき、女性側から出てくるのは「楽しかったけれど、生活が見えなかった」という言葉です。

 会話の面白さは、その想像の材料になりにくいものです。
むしろ、疲れている日にどんな態度なのか、困ったときにどう動く人なのか。そうした地味な情報のほうが、はるかに重く扱われます。

「面白い人だった」と思われるのは、悪いことではありません。ただ、そこで記憶が止まると、友人の枠に収まってしまいます。結婚相手の候補として残るのは、「安心できる人」という記憶のほうです。

2.女性は楽しい時間ではなく「疲れない時間」を選ぶ

 意外に思われるかもしれませんが、結婚相手を決めた女性から聞く言葉で印象的なのは、「一緒にいて楽しい」よりも「一緒にいて疲れない」です。

 盛り上げてくれる男性はありがたい半面、こちらも盛り上がり続けなければいけない気がして気を使う、という本音もあります。沈黙が気まずくない相手、素の表情でいられる相手。生活を共にする相手選びでは、そちらが勝ちます。

 帰り道に「ああ、楽しかった」と振り返らせる男性より、「気づいたら時間が経っていた」と思わせる男性のほうが、結婚には近い位置にいます。刺激ではなく、時間の流れ方が自然だったということだからです。

3.モテてきた男性ほど、聞く側に回れないことがある

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 会話で場を回してきた男性は、話す力は磨かれていても、聞く力が育っていないことがあります。気の利いた返しはできても、相手の話を深く掘る質問が出てこないのです。

 女性が結婚相手に求めている実感は、「私のことを、ちゃんと知ろうとしてくれている」です。
話術で楽しませてくれる人より、前に話したことを覚えていてくれる人。その差は、会う回数を重ねるほど大きく開いていきます。

 聞く力といっても、難しい技術ではありません。相手の話の続きを次のデートで尋ねる、それだけでも「覚えていてくれる人だ」という印象は静かに積み上がります。

4.選ばれる男性は「特別な日の顔」で勝負していない

 デートの日に完璧に振る舞えるかどうかは、実はそれほど差になりません。女性が見ているのは、演出の外側にこぼれる素の部分です。

 お店の方への態度、予定が崩れたときの反応、疲れているときの言葉遣い。結婚とは特別な日ではなく平日の連続ですから、女性は平日の顔を探しています。

 実際、女性が交際をやめる理由は、大きな失敗よりも「お店の人への言い方が引っかかった」といった小さな場面であることがほとんどです。選ばれる男性は、見られていない場面でも同じ人であること、その変わらなさで信頼を集めています。

5.モテてこなかった経験は、婚活では不利にならない

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 ここまで読んで、自分はそもそもモテた経験がない、と感じた方もいるでしょう。けれど婚活において、それは弱点ではありません。

 多くの相手に好かれる技術と、一人の相手と深く関係を築く姿勢は、まったく別のものです。むしろ器用に立ち回れないからこそ、目の前の一人に誠実に向き合える。
その不器用さが、結婚の場面では信頼として評価されることも多いのです。

 婚活はモテの延長線上にはなく、別の競技です。そう考えたほうが、過去の経験の有無に縛られずにすみます。

モテは人気投票、結婚は一人からの指名

 モテとは、大勢からの点数を集める人気投票のようなものです。けれど結婚は、たった一人の女性からの指名で決まります。

 会場全体に好かれる必要はありません。目の前の一人に、この人となら大丈夫と思ってもらえれば、それで十分なのです。

 楽しませる力を捨てる必要もありません。その力は、安心という土台の上でこそ、初めて結婚の魅力として働きます。

 華やかさは出会いを増やしますが、結婚を決めるのはいつも、地味で確かな安心です。その力は過去のモテとは関係なく、今日からの向き合い方で育てていけるものです。

文/関口美奈子

―[恋愛コーチ・関口美奈子]―

【関口美奈子】
恋愛心理研究家。
SNS総フォロワー50万人超。恋愛・仕事・営業・人間関係に共通する「選ばれる人の法則」を発信。YouTubeチャンネル「みなこの圧倒的モテ男TV」は総再生数が2億万回を突破。メンズ眉毛サロン「Winsome」新宿店、吉祥寺店OPEN。最新情報はオフィシャルサイトで配信中(Xアカウント:@sekiguchiminako)
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