◆陸上 織田記念(29日、広島広域公園陸上競技場)
女子100メートル障害決勝で、中島ひとみ(長谷川体育施設)が12秒93(追い風1・8メートル)の自己ベストをマークして優勝。「優勝は、自分の中で自信になっていると思います。
中島は昨年9月に12秒99をマーク。日本女子7人目の12秒台ハードラーになった。冬季は、東京世界陸上へ「絶対に出たいと思って取り組んできた。中学生の頃に日本一になりたいなって思っていた、あの頃の燃えるような気持ちを久しぶりに感じながら励みました」と鍛錬。シーズン序盤は海外転戦もし、「すごく良い経験を積むことができました」と自信を持って新シーズンを迎えている。国内のし烈な代表争いを勝ち抜く準備は万端だ。