
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
松浦悠士(34)=広島・98期・S1=が絶好調宣言だ。今月2節走ったFⅠ戦をともに優勝して名古屋入り。
「最初の防府は状態が良くなかったのでラインのおかげ。でも玉野は状態良く走れました」。さらには「しっかり力を出せる状態。疲労も抜いてきた。セッティングが出て乗り方も定まった」と次々とポジティブ要素が飛び出した。
「過去のダービーと比べたら、一番いいのかな」。2021年に京王閣ダービー決勝の大接戦を制したときより上なら、Vが狙えるということ。名古屋バンクは2020年、オールスターを制した舞台。当時、無敵を誇っていた脇本雄太を決勝で破った。2度目のダービー制覇へ、まずはゴールデンレーサー賞出走を目指す。
▼10R(松浦悠士) 脚力では寺崎浩平や眞杉匠に及ばないかもしれないが、抜群の競輪センスで勝ち上がる。239BOX、23―235―235。
▼6R(園田匠) いつも「9車立てが続けば調子は上がる。レース間隔が詰まっている方がいい」と話している。今回は3節連続の9車立てで、レース間隔も詰まり気味。力を出せる舞台は整った。2―47―134579。

2日目10R特選が初戦となる松浦悠士