SUPER EIGHTの大倉忠義が1日、父・忠司氏が創業した焼き鳥店チェーン「鳥貴族」の創業地、東大阪市の俊徳道で、1号店の期間限定リバイバルオープンセレモニーに出席した。

 小さい店舗の隣、狭い駐車場に大倉(息子)が現れると、告知もないのに詰めかけたファンから黄色い声援が飛んだ。

父のエターナルホスピタリティグループ社長の忠司氏、東大阪市・野田義和市長、岩谷良平衆議院議員に続くスピーチとなったため「まさか市長や政治家の後にあいさつする日が来るなんて」と苦笑い。「普段あんまり人のいない地元なんですけど、この光景見ると幸せだなと思います」と住宅地の一角に詰めかけた地元の人たちに感謝の視線を送った。

 1号店復活は、昨年、大倉(息子)が鳥貴族の公式X(旧ツイッター)で提案したことがきっかけ。「こんなスピード感で」と素早く実現させたスタッフらに感嘆。「1号店そのままの姿を見て、ちっちゃい頃を思い出しました。息子ながら、どんどん店舗数を伸ばす父親やみなさんの仕事のすごさを感じました」と改めて父をリスペクトしていた。

 父が東大阪市に創業した小さな焼き鳥店は、世界的チェーン店に成長した。大倉(息子)自身も昨年7月、新会社「J―pop Legacy」(ジェーポップ レガシー)を設立して、社長に就任。タレント業と並行して、今までSTARTO ENTERTAINMENT社が担っていた関東拠点のジュニアのプロデュース業務を一部委託する旨、先月26日に業務委託契約を締結した。父への言葉は、父の背中を追って、大倉(息子)もスーパー社長として仕事に邁進(まいしん)していくんだという決意表明にも聞こえた。

 鳥貴族1号店・俊徳店は、近鉄およびJR俊徳道駅から徒歩3分。この日から10月末までの限定営業で、2階には「鳥貴族記念館」を併設している。

編集部おすすめ