横綱審議委員会による稽古総見が2日、両国国技館で行われた。夏場所(11日初日、東京・両国国技館)で綱取りの大関・大の里(二所ノ関)は16番。

横綱・豊昇龍(立浪)に1勝8敗など計6勝10敗と精彩を欠いた。土俵際まで押しても勝ちきれないなど「上半身と下半身とバラバラだった。もう少し修正して、また稽古を増やしたい」と唇をかんだ。

 1日の二所ノ関一門連合稽古は体調不良で欠席し、「親方に迷惑をかけたのでしっかりと頑張りたい」。番付発表後初めて相撲を取る稽古を行い、「まだまだ稽古不足」と反省。初日まであと9日。「少し焦りはあるけれど、まだ1週間ある。残りで何をするかが鍵になる」と奮起を誓った。

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