初代王者を決めるチャンピオンシップ(CS、3日~)決勝の公式練習が2日、会場の有明アリーナで行われ、出場するレギュラーシーズン2位のサントリーと同4位の愛知が最終調整した。愛知のエース・宮浦健人は「目の前の試合を勝ちに行く。

チームとして全員で向かっていくというところ、その先に優勝というのがあると思っているので。目の前に集中したい」と表情を引き締めた。

 宮浦を含め、リベロのセッターの関田誠大、ミドルブロッカーの高橋健太郎らはパリ五輪日本代表。米国代表で五輪銅メダルのアウトサイドヒッター・デファルコらもそろう強力布陣だ。1月に宮浦が左足関節捻挫で離脱。チーム内でもけが人が相次ぎ、RSは4位で終えた。サントリーとの対戦も1勝3敗だが、CSでは準々決勝でRS5位の東京GBに勝ち、準決勝で同1位の大阪Bに4連勝で決勝進出。宮浦は「下克上とは言われていますけど、自分たちはそう思っていない。勝てるという自信を持っている」と、初代王者をつかみにいく。

 サントリーとの決勝は3日に有明アリーナ、5日、6日は千葉・ららアリーナ東京ベイで実施。2戦先勝制で1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。

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