俳優の伊藤英明が2日、「大阪コミコン2025」のステージに登場した。自身もコミコン好きということもあり「やっとコミコンのステージに立つことができて本当にうれしいです」と笑顔であいさつした。
伊藤は2000年に公開され、アクションフィギュアをテーマにした異色の青春ドラマとして、カルト映画となった「ブリスター!」公開25周年記念トークショーに参加。自身も初主演を務めた作品ということもあり、オファーに「自分自身もやりやすかったですね。等身大。フィギュアも好きだったし」とにっこり。俳優活動の原点の作品でもあり、撮影当時は「普通だったら『よーい、スタート』っていうのを、須賀(大観)監督は英語で『ローリング、アクション』って言うんですよ。それが面白くて、現場でマネしていました。ローリングって録音も始まるじゃないですか。その後に監督のマネして、めっちゃ怒られた」と懐かしそうに振り返った。
2000年当時はまだオタク文化や、アニメ文化が広まっていない時代。伊藤は「当時は本当に僕も言うのが恥ずかしかった時がありました。アニメが好きだ。特撮が好きだって言えなかった」と回顧した。