6月の柔道の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)100キロ超級代表の太田彪雅(旭化成)が2日、グランドスラム(GS)カザフスタン大会(9~11日)を前にオンラインで取材に応じた。「今大会は世界ランキングをベスト8以内にあげることを目的として出場します。
4月上旬の全日本選抜体重別選手権では3連覇を達成。だが同29日の体重無差別の全日本選手権では8強に終わった。GSカザフスタンまでは試合間隔も短いが「悔しい結果に終わってしまい、精神的にも切り替えが難しいですが、また(GS)カザフスタンが控えているので、そこに向けて準備をしている状態です。全日本選手権が終わって、大きなけがもなく試合を終えたので、体としては不調などはありません。あとは自分の(悔しい)気持ちをカザフスタンに持っていくだけかなと思います」と気合を入れていた。