◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ決勝第1戦 第3セット終了時 愛知 2―1 (25―21、25―21、24―26)サントリー(3日、東京・有明アリーナ)

 レギュラーシーズン(RS)2位のサントリーは同4位から“下克上”を狙う愛知と対戦した。

 第1セットは愛知が5―6からエース・宮浦健人のライトからのスパイクなどで3連続得点。

サントリーは10―13の場面でエース・高橋藍がバックアタックを打ち映像判定の末、相手のブロックタッチが認められて得点。17―22では218センチの得点源・ムセルスキーのライトからのスパイク、強烈なサーブで連続得点を挙げた。だが、愛知はデファルコのスパイクでセットポイントを握り、最後はルカレッリの強打で第1セットを25―21で先取した。

 第2セット序盤もデファルコのサービスエースなどで愛知が12―9とリードした。サントリーは先発したミドルブロッカーの佐藤謙次がサービスエースを決めるなど4連続得点で逆転。しかし、愛知はミドルブロッカーの村山豪のクイックから4連続得点で再び主導権を握ると、最後はルカレッリがレフトからのスパイクを決めた。25―21で第2セットも連取した。

 愛知の2―0で臨んだ第3セットも愛知が中盤まで主導権を握った。14―11の場面で相手エースの高橋藍のバックアタックをデファルコがブロックでシャットアウト。藍は12―15の場面でシリフカと交代でベンチに下がった。サントリーはデアルマス・アラインのレフトからの強打で勢いを取り戻し、シリフカのスパイクで先にセットポイントを握り、最後は相手のスパイクミスで第3セットを26―24で取り切った。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。

RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んだ。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。

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