◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ決勝第1戦 サントリー3―2(21―25、21―25、26―24、32―30、26―24)愛知(3日、東京・有明アリーナ)
チャンピオンシップ(CS)第2戦で、レギュラーシーズン(RS)2位のサントリーは同4位の愛知をフルセットの死闘の末に下した。2戦先勝制のCSで先勝し、前身Vリーグから2連覇、そして昨秋に開幕したSVリーグ初代王者に王手をかけた。
先に愛知に2セットを連取されたが、サントリーは執念を見せた。1―2の第4セット。21―24で相手にマッチポイントを握られてから、ムセルスキーのライトからの強打などで追いついた。25―26では高橋藍のレフトからのスパイクが決まり、最後は32―30で取り切った。
2―2の最終セットでは3―3からミドルブロッカー・小野寺太志のブロックで相手のスパイクを止めると、5―3では藍がバックアタックを鋭く決めきった。15―15でもレフトからのスパイクを決め、雄たけび。その後も一進一退の攻防が続いたが、最後はサントリーが相手のスパイクをブロックで止めて、26―24で死闘を制した。
◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んだ。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。