◆陸上 静岡国際(3日、静岡・エコパスタジアム)
男子200メートル決勝で昨年のパリ五輪代表の鵜沢飛羽(JAL)が20秒05(追い風2・1メートル)で3連覇を飾った。追い風参考記録(公認は追い風2・0メートル以内)となったが、末続慎吾の持つ日本記録(20秒03)に迫る好タイム。
同日の予選で日本歴代4位タイの20秒13(追い風0・8メートル)をマーク。東京世界陸上(9月)の参加標準記録(20秒16)も突破しており、決勝で狙っていたのは「19秒台」だった。
今年筑波大を卒業し、JALに入社した社会人1年目スプリンター。今後は世界リレー(中国)、セイコーゴールデングランプリ(東京・国立競技場)、アジア選手権(韓国)など大きな大会が続いていくが、「今回と、世界リレーと、アジア選手権ともろもろ含めて(走りが)まとまってくれればいいかなと思います」とうなずいた。