タレントのビートたけしが4日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に出演し、昭和の時代を振り返る一幕があった。

 番組では、今年100年を迎えた昭和という時代を振り返りつつ、令和の現在の問題点を様々に議論した。

 顔をつきあわせて仕事をしていた昭和の時代と比べ、なんでも携帯電話で済ますことができる現代について、たけしは「言いづらいことも携帯で(済ませて)、直接言わなくなってくるじゃん。リスクを避けてるから、対面で相手の表情とかうかがえないんで、仕事が便利なようで意外に関係が薄まって、返って大モメにモメるところがあるよね」とつぶやいた。

 番組の最後には「ウチなんて最初に電話を入れた時に父ちゃんとか家族そろって電話の前に座ってたんだけど、よく考えたら俺ん家が電話買ったの知らないから、かかってくるわけないんだよ」と笑わせると「みんな(電話機を)見てて、『おい、たけし、誰か駅前行って電話しろ』って。兄貴かなんかが行ったのかな。したら、リンって鳴ったのよ。みんな、『お前が出ろ』ってなって。父ちゃんが出て『ハロー』って言った時にみんなコケたって」とオチをつけていた。

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