◆ラグビー リーグワン第17節 神戸47―29横浜(4日、秩父宮)
レギュラーシーズン5位の神戸は、同7位の横浜に47―29で勝利。PO進出の可能性を残した相手を跳ね返し、FB李承信主将は「勝利して、いい流れでプレーオフに向かっていけることはハッピー。
アグレッシブに攻めてくる相手に、前半2分に先制点を献上。それでも9分にSOガットランドが自らのランでトライ、キックも決めて逆転すると、前半3トライ。デイブ・レニー・ヘッドコーチが「腕相撲のような内容」という前半をリードして折り返した。後半は8分、敵陣左サイド深くのラインアウトを起点に、ロックのララトゥブアが持ち込んでトライ。横浜に計3枚のイエローカードが出て数的有利だった同30分まで40―12とリードを広げ、その後3連続トライを許して詰められたが47―29で勝利。李は「タフな相手、タフな試合で勝ち切れたのは、チームとして成長できる」とした。
初のPO進出はすでに決めており、最終節の相手、静岡とは準々決勝(17日、花園)で当たる可能性もある。李主将は「プレッシャーがかかった中でも、チームとして同じ絵を見られればもっといいラグビーができると思う。どれだけつながりを持ってやれるか」と、チームとしての成長を見据えた。