ＣＡＮＤＹ　ＴＵＮＥ　“きゃんちゅーワールド全開”の初アリーナ公演に「あめちゃん」大熱狂
ツアー最終公演を行った「ＣＡＮＤＹ　ＴＵＮＥ」（撮影・ヨシモリユウナ） 画像（1枚）

　７人組アイドルグループ「ＣＡＮＤＹ　ＴＵＮＥ」が５日、千葉・幕張イベントホールでデビュー２周年記念ツアー「ＣＡＮＤＹ　ＣＡＮＤＹ　ＰＡＲＴＹ」ファイナル公演を行った。

　“きゃんちゅー”の愛称で人気上昇中の７人はライブ冒頭、ステージではなく客席に登場。

初アリーナ公演となった会場に集まった「あめちゃん」（＝ファンの総称）は大熱狂した。村川緋杏（２５）が「盛り上がる準備できてますか！」とあおると、福山梨乃（２７）は「ツアーファイナルで～す！　２周年を一緒にお祝いしてくれてありがとうございます」と感謝した。

　ＦＲＵＩＴＳ　ＺＩＰＰＥＲらを輩出したアイドルプロジェクト「ＫＡＷＡＩＩＬＡＢ．」から２３年３月にデビュー。同月リリースの「キス・ミー・パティシエ」は、ＳＮＳで「まねしたくなるキュートな振り付け」と話題となり、「ネクストブレイク確定」と注目の的に。勢いそのままに２周年ツアー（計２万１０００人動員）は４都市を巡演し、この日の追加公演で最終日を迎えた。立花琴未（２２）は「このグループに入る決断をして、私は幸せすぎてしんど～い！」とグループへの愛を叫んだ。

　人気曲「キス・ミー―」など全１９曲を全編バンド演奏に乗せて披露。前向きな歌詞とキャッチーなダンスが反響を呼び、ＴｉｋＴｏｋ総再生回数２０億回突破の大バズり曲「倍倍ＦＩＧＨＴ！」でボルテージは最高潮に。村川は感極まり「運命のように出会ったメンバーと、あめちゃんと一緒に居られる今が、本当に幸せです」と瞳を潤ませながら語った。

　小川奈々子（２５）は「もっと一緒に素敵な景色を見ていきたい。３年目もいっぱい思い出作りましょう！」と笑顔。南なつ（２４）は「きゃんちゅーをもっともっと愛して！」と呼びかけた。

アンコールで再び客席へ移動し、ポップなかわいらしさを詰め込んだ“きゃんちゅーワールド全開”のパフォーマンスで沸かせっぱなしだった。（奥津　友希乃）

◆「ＣＡＮＤＹ　ＴＵＮＥ」メンバー

　◆小川奈々子（おがわ・ななこ）１９９９年１０月１日、北海道出身。２５歳。メンバーカラー・ミントグリーン。愛称・なちこ。

　◆桐原美月（きりはら・みづき）２００３年２月２１日、茨城県出身。２２歳。メンバーカラー・青。愛称・きりちゃん。

　◆立花琴未（たちばな・ことみ）２００２年５月２５日、福岡県出身。２２歳。メンバーカラー・赤。

愛称・こっちゃん。

　◆福山梨乃（ふくやま・りの）１９９７年１２月２４日、東京都出身。２７歳。メンバーカラー・水色。愛称・りのまる。

　◆南なつ（みなみ・なつ）２００１年３月１７日、東京都出身。２４歳。メンバーカラー・オレンジ。愛称・なったん。

　◆宮野静（みやの・しずか）２００２年５月３０日、神奈川県出身。２２歳。メンバーカラー・紫。

愛称・しーちゃん。

　◆村川緋杏（むらかわ・びびあん）１９９９年１２月３日、福岡県出身。２５歳。元ＨＫＴ４８。メンバーカラー・ピンク。愛称・びびちゃん。

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