2日に日本テレビ系・金曜ロードショー(金曜・午後9時)で放送されたスタジオジブリの「君たちはどう生きるか」(2023年、宮﨑駿監督)の世帯平均視聴率が12・4%だったことが7日、分かった。個人視聴率は7・9%だった。
直前に放送された特番「宮崎駿最新作・君たちはどう生きるか・このあと9時 スタジオジブリ名場面も!」(午後8時2分)は世帯平均6・5%、個人4・3%をマークした。
「風立ちぬ」(13年)以来10年ぶりとなった同作は、米ゴールデン・グローブ賞、米アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞。「千と千尋の神隠し」(01年)以来となるオスカーを宮﨑監督にもたらした。
金曜ロードショーでは枠を45分拡大し、ノーカットで初放送。物語の舞台は第2次大戦中の日本。火事で最愛の母を失った主人公の少年・眞人は、父と共に東京を離れる。母との思い出を引きずっていた眞人は、疎開先では父と再婚した母の妹・夏子や周囲の人々になじめずに孤独な生活を送っていたが、そんな中で人間の言葉を話す青サギと出会い…というストーリーだ。