日本テレビ系「笑点」の大喜利メンバーとしても人気の落語家・桂宮治が6日放送の同局系「踊る!さんま御殿!!」(火曜・午後8時)に出演。極度の人見知りであることを明かした。

 今回は「旅のトラブル大報告会」。

 年間約150日、地方公演に回っている宮治は「基本的には全国の会館さんで落語会をやらせていただくのがお仕事なんで。大体、東京にはあんまりいないんですよ」とまず口に。

 「終わると(自宅に)帰れないので泊まると。全国の会館さんが『ウチだと、ふぐのコース料理がご用意してます』とか北海道だったら新潟だったらと皆さん、ご用意していただくんですけど、基本、僕は知らない人と一緒にいるのが死ぬほど嫌いなんで。本当に大っ嫌いで」と本音を吐露。

 共演者も「え~っ!?」と驚く中、MCの明石家さんまに「あんまりしゃべらないタイプなんだ?」と聞かれると「僕はあんまりお会いしたことない人としゃべらない、しゃべれない」と告白。

 共演の「オズワルド」伊藤俊介に「座布団仲間ともしゃべらないんですか?」と「笑点」大喜利メンバーとの仲を聞かれると「座布団仲間はなんとか頑張ってます」と返答。「そこはぎりぎり。しょっちゅう会うし、まあ、そんなに長いお付き合いではないので。今、頑張ってれば」と笑いを誘った。

 「だから、(地方で)『今、いいとらふぐが入ったんで』って言われても『ちょっと、すいません。

今日この後、いろいろあって』ってホテルに行って。一番近いコンビニを探して、チキンとサラダとサバ缶と缶ビールと酎ハイとって(買って)、地元のローカルテレビを見ながら1人でこうやってパタパタ、パタパタと。全国どこ行ってもコンビニの味です」とコンビニで食事を済ませることを明かし、共演者を「え~、もったいない!」と絶叫させた。

 さんまが「(食事に行くことで)次の仕事にもつながるし、顔を出さはった方がいいんじゃないですか」とアドバイスも「僕、今で十分です。これ以上はいいです。そんなつらい思いするんだったら…」と宮治。

 「すごい前座の頃から慣れてるウチの落語芸術協会の事務局員さんとか色物の先生とか同期、後輩、6人から8人くらいでこの間も伊勢に行ったんですけど、みんなで『居酒屋行くぞ!』って言った時に、みんな知り合いで10年近く一緒にいるんですけど、僕だけ『ちょっとホテルに帰ります』って飲み会を回避したことを明かした。

 最後には「唯一、出してる本のタイトルが『噺家 人嫌い』って本なんです」とオチをつけていた。

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