俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第17話が4日に放送され、世帯平均視聴率が9・5%を記録したことが7日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・6%でスタートした今作。

前週は特番を挟み、2週ぶりの放送再開で新章がスタート。今回は第16話の9・6%から0・1ポイント微減。個人視聴率は5・6%だった。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。

 第17話は「乱れ咲き往来の桜」。蔦重(横浜流星)は新之助(井之脇海)と再会し、子どもが読み書きを学ぶ本、“往来物”に目を付ける。一方、意次(渡辺謙)は落成した相良城を視察するためお国入りする…という展開。蔦重を慕う大文字屋の花魁(おいらん)・誰袖(たがそで、福原遥)が初登場したが、大文字屋の主・市兵衛(伊藤淳史)が突然苦しんで倒れ込む心配な場面も。その後の展開が明かされなかったため、ネットは「突然倒れちゃったが助かるのかい!?」「大文字屋さん大丈夫なのかな」「心配です。

大丈夫?」「心筋梗塞!?」「死なないで」「大文字屋さんがめっちゃ心配で気になってます」と注目していた。

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