大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が7日、両国国技館の相撲教習所で行われた。
関脇・大栄翔(追手風)は関取衆の申し合い稽古で11番。
1月の初場所で11勝を挙げて、先場所は大関取りの足場固めとしたかったが、9勝6敗で目標としていた2ケタ勝利に届かなかった。先場所の千秋楽で敗れたことを反省点として挙げ、「千秋楽は情けなかった。そこが(大関に)上がれる人と上がれない人の差だと思う」と語った。
先月28日の番付発表後から精力的に出稽古に出向き、荒汐部屋、錣山部屋、佐渡ケ嶽部屋、境川部屋などを転戦。さまざまなタイプの力士と稽古を積んできた。自身が出向く部屋に関取衆が多く集まることを報道陣に問われると「たまたまです(笑)」と笑みを浮かべた。