◆第20回ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京・芝1600メートル)1週前追い切り=5月7日、栗東レセン

 阪神牝馬S・G2で重賞初制覇をしたサフィラ(牝4歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)が、CWコースで軽快な動きを見せた。松山弘平騎手を背に単走。

馬なりで楽な手応えのまま、6ハロン81秒4―11秒2をマークした。池添調教師は「前走の勝ちが自信につながっているのか、一回使ってさらに上昇しているように感じます」と手応えを示した。

 デビュー当初は馬体重の維持に気を遣ってきたが、3歳の秋から体がたくましくなり、筋肉量も増加。それに伴って、調教でしっかり攻めることができるようになり、成績も安定した。「晩成の血統ですし、顕著に体は変わっていますね」と指揮官。全兄にサリオス、半姉にサラキアを持つ良血が、いよいよ本格化しつつある。

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