3日(日本時間4日)に閉幕したアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で準優勝したJ1・川崎が7日、リーグ戦の鹿島戦(11日・国立)に向けて練習を再開した。日本代表DF高井幸大は「充実した大会だった。

試合も見て(気持ちの)整理ができた」と振り返った。

 5日に帰国し、6日のオフは決勝戦の映像を見返したという。「相手のチーム(アルアハリ)もすごく良いチームだった。ああいうところで(隙を突いて)前半2点取れるというのは、質が高かったと思う。(自身のパフォーマンスには)やれないことはないけど、一つ一つの能力を上げていくのが大事」とさらなる成長につなげる考えだ。

 週末には首位・鹿島との国立決戦が控え、「リーグ戦は取らなくてはいけない。ここ(5月の連戦)でどれだけ勝ち点を落とさずにやれるかが大事。上位に食らいついていけるように」と気を引き締めた。昨季まで川崎を指揮した鬼木監督率いる鹿島については「すごくいいチーム。勝ちたい」とし、相手の指揮官には「すごく個人戦術を大事にしている監督。選手としての価値を上げてもらった」と感謝の気持ちを語り、その思いをピッチで表現する。

編集部おすすめ