サッカー日本代表の森保一監督(56)が7日、湘南―広島戦後に取材に応じ、6月のW杯最終予選2試合(オーストラリア戦、インドネシア戦)に向けて「休ませる選手は休ませて、見てみたい選手は招集したい」とメンバーの入れ替えについて言及。かかとの故障で直近のリーグ戦でベンチ外だったMF三笘薫(ブライトン)や、左足首を負傷しているMF伊東純也(Sランス)ら複数の中心選手が外れる可能性が高くなった。

 森保ジャパンは来年6月開催のW杯出場権を確保し、新戦力を試すことができる。欧州組がシーズン終盤であることを考慮し、クラブで出場時間の長い選手やけが持ちの選手に無理をさせる場面ではない。指揮官は「入れ替えるところは入れ替えて。今後の戦力となり得る選手を招集し、戦術の浸透度を広めたい。強いチームづくりのために幅を広げる招集をしてもいいのかな」と底上げを図る。

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