◆第20回ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京・芝1600メートル)1週前追い切り=5月8日、栗東トレセン

 昨年のエリザベス女王杯で2着だったラヴェル(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キタサンブラック)はCWコースでいっぱいに追われ、6ハロン81秒9―11秒4で動いた。折り合いもしっかりとつき、最後までパワフルな脚どりだった。

福岡助手は「長めからしっかりとやりました。(馬場が荒れた)時間帯を考えると、良かったんじゃないかなと思います。調教でも折り合いがつくようになりました」とうなずいた。

 今年は2戦して結果が出ていないが、2走前の金鯱賞は重馬場、前走の大阪杯は牡馬が相手と条件も厳しかった。「前走も上手に競馬ができていました。東京の広いコースも合っていると思います」と同助手。23年の桜花賞以来のマイル挑戦だが、実2歳時にアルテミスSを制している舞台。ガラッと変わってもおかしくない。

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