J1のC大阪は8日、大阪市内のグラウンドで約1時間練習を行った。11日の横浜FM戦に向けてアーサー・パパス監督が取材に応じ「すごい難しい試合だと思っている。

サポーターの力も今までより大きく借りて戦いたい」と意気込んだ。

 自身が2019、20年とコーチを務めた相手から今季初の3連勝を狙う。横浜FMは現在はリーグ最下位と苦しんでいるが「過去5年振り返っても、優勝が2回というチームに変わりない」と警戒。19年にはともに優勝を経験した選手もいるが「彼らの歴史の一部には少し力を貸せたが、自分のポジションは今セレッソ大阪。相手は関係なく戦う」と言葉に力を込めた。

 横浜FMは今季の低迷を受け、4月18日にスティーブ・ホーランド監督を解任。5日にパトリック・キスノーボ・ヘッドコーチが監督が就任した。戦い方の変更なども予想される中でこの一戦への構え方を問うと「8、9歳のころから知り合いの監督。どうやって戦ってくるかは少しは予想がつく」とニヤリ。「メルボルンの市内で、ほとんど一緒のところで育った。人間的にも素晴らしいですし、コーチとしてもそうですけど日曜日だけはいいコーチになってほしくない」と冗談も交えながら、対戦を心待ちにした。

 同じく、7シーズンを過ごして今季横浜FMから加入したDF畠中槙之輔も古巣戦に臨む。

「個人的にもマリノスとの試合は初めてなので、ワクワクしますしメンバーも知っている選手がほとんど。楽しみの一言です」と気合を入れた。

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