◆陸上 関東学生対校選手権第2日(9日、相模原ギオンスタジアム)
男子1部100メートル準決勝が行われ、昨年のパリ五輪に400メートルリレーで出場した東洋大の柳田大輝(4年)は10秒22(追い風3・3メートル)の組1着で、2年ぶり3度目の優勝がかかる同日午後2時50分からの決勝に進んだ。
前日の予選は10秒22(追い風2・1メートル)で危なげなく通過。
柳田は4月25日の日本学生個人選手権(神奈川・レモンガススタジアム平塚)準決勝で、10秒09(追い風1・8メートル)の今季日本最高タイムをマークしている。
関東学生陸上競技連盟が主催する関東学生対校(通称、関東インカレ)は1919年に第1回大会が行われ、今年が第104回。1920年に始まり、今年1月に第101回大会が行われた同連盟主催の箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催され、各種目1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。