◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(9日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 12位から出たルーキーの都玲華(大東建託)が3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回って通算2アンダー。首位と4打差11位で決勝ラウンドに進んだ。

「予選を通れたことが今の自分にとってはいいこと。そこそこいい位置にいるので、少しでも(メルセデスランキングの)ポイントを稼ぎたい」と意気込んだ。

 後半の1番で3メートル強、2番で10メートル弱を沈めて連続バーディーを奪った。4アンダーで迎えた5番で第2打がグリーン奥まで転がり落ち、4オン2パットのダブルボギーを喫したが、踏みとどまった。「その後の6番でチャンスについたけど決められなかったり、惜しい感じのラウンドだったけど、今の自分からしたら上出来かなって思う」と納得の表情を浮かべた。

 数々のトッププロのキャディーを務めてきた男女メジャー6勝の清水重憲(しげのり)氏と、今週初タッグを組んだ。初日のラウンド後に「自分は欲の塊なので、欲を抑えながらゴルフをすることがいかに大事かということを、ノリさんから学びながらやっている」と感謝した21歳。

 この日もメジャーの難セッティングを前に、欲を封じた。「欲すぎて半端なかったけど『抑えろ、抑えろ』って2人で言いながらやっていました」。前夜はガッツリと肉をほおばりたい心境だったが、栄養のバランスを考えて「やよい軒」の肉野菜炒めに変更した。「食もゴルフも欲を抑えました」と元気いっぱいに言った。

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