◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(9日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 5位から出た葭葉ルミ(富士住建)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダーで2位につけた。「昨日が良かった分、今日は絶対よくないなという気分でプレーしていた。

その中でもアンダーパーで回れてよかった」と笑顔。ツアー1勝の32歳は、この日のラウンドを「かなり緊張した。こんな緊張感を久々に感じた。その中でも楽しんでやろうと、切り替えがすぐにできたのがよかった」と振り返った。

 「(グリーンが硬くて)アプローチでのキャリーとランの計算が難しけど、アプローチとバンカーのフィーリングがいい。パッティングも30パットを切れたのが久しぶりなのでいいと思う」。高速グリーンに各選手が苦戦する中、連日26パットでまとめた。

 今季は最終予選会29位の資格でツアーに参戦している。前週までの出場6戦中3試合で予選落ちし、最高順位はVポイント×SMBCレディスの10位。「前半戦しか出場権がないので、コツコツと1試合の一打を無駄にしないようにプレーしている。なんとかスコアを縮めて上がりたい気持ちがずっとある。それを継続して、結果、優勝できたらいいと思う」。

16年ニッポンハムレディス以来の優勝へ、トップと1打差の好位置で大会を折り返した。

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