★東京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ミッキーマカパ
初戦は経験馬相手に中京の芝1200メートルでデビューしたロードカナロア産駒。大きく出遅れて最後方からの追走を強いられたが、上がりはメンバー2位の末脚で8着まで詰めた。
今回はダート替わりになるが、前走の馬体重が526キロと馬格に恵まれたタイプでパワーを要すダートでこそ持ち味が生きる。あとはゲート次第というところか。
激走馬に挙がった要因は「このレースに向く体形」と「上位騎手騎乗」の2点。後者のマイケル・ディー騎手は人気薄でも2着に導くなど配当的に妙味のある騎手かもしれない。
★新潟6R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ディラードテソーロ
昨夏の函館でデビューしたが、芝の短距離戦で3戦未勝利。5か月の休養を挟んだ前走はダート初投入で新味を出したなかったが、16着と惨敗を喫している。
再び芝に戻した今回は新潟の千直。この時期の新潟は馬場の傷みが早く、この舞台は外ラチ沿いに馬が集まる。先行力のあるタイプで絶好の外枠を引き当てたのは大きい。
激走馬にピックアップされた要因は「好枠引き期待大」と「末脚性能が上位」。鞍上の横山琉騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も見逃せない。
★京都9R・烏丸ステークス(4歳上3勝クラス)の馬トク激走馬=シェイクユアハート
2勝クラスを一発でクリアしながら、現クラスは23年11月から足踏み状態に陥っているが、2着7回、3着3回と常に上位争いを演じてきた安定勢力だ。
直線でもたれる点が詰めの甘さに出ているものの、レースぶりは自在でコースを問わない万能型。大崩れしない点は魅力で馬券の軸候補としては信頼できる。
激走馬の要因としては「末脚性能が上位」と「能力指数が上位」の2点。さらに古川吉洋騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も推し材料のひとつだ。