◆明治安田J1リーグ▽第16節 FC東京1―0神戸(10日・味スタ)

 前半を0―0で折り返したゲームは、後半に入るとホームのFC東京のチャンスが多くなる。

 後半18分、FC東京はカウンターからFWマルセロヒアンが突破し、中央へラストパス。

FW佐藤が左足でシュートも、GK前川の好守に阻まれた。

 後半21分には、ヒアンが右サイドで距離のある位置からクロス気味のシュートを狙い、これはゴール枠に当たった。その後も攻撃が続き、最後はDF白井が左足で狙ったが得点はならず。

 神戸は選手交代で打開を図る。後半14分にエースFW大迫を投入し、25分にはDFトゥーレル、FWパトリッキを2人同時に投入した。

 後半33分、FC東京は佐藤のパスを受けたヒアンがペナルティーエリア内で切り返した後、倒れたが、PKとはならなかった。

 後半35分、FC東京は途中出場のDF安斎が左サイドでパスを受け、切り返して右足でシュートも、これは決まらなかった。後半38分には、DF長友、MF常盤、FW仲川を3人同時にピッチに送り出した。

 後半41分、神戸は右クロスからFWクリスマンが胸で押し込みネットを揺らすも、これはオフサイドとなった。後半45分にはFC東京の15歳MF北原がピッチに送り込まれた。後半アディショナルタイム(AT)5分にはヒアンが左足でネットを揺らしたが、その前にFC東京のハンドがありノーゴールに。

 後半AT8分、FC東京はカウンターから最後は安斎がシュート。

神戸DF本多が防いだ場面を主審がオンフィールドレビューでチェックし、結果ハンドでPKの判定となった。

 このPKを後半AT13分、ヒアンが右足でゴール左に決め、FC東京が1―0で勝利。今季初の連勝を飾った。

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