藤田さいき　ドクターストップかかる中　通算１０アンダー　初日から首位キープ「１００点です」完全Ｖへ王手
２番ティーショットを放つ藤田さいき(カメラ・今西 淳) 画像（1枚）

◆女子プロゴルフツアー　メジャー初戦　ワールドレディスサロンパスカップ　第３日（１０日、茨城ＧＣ東Ｃ＝６６７５ヤード、パー７２、報知新聞社後援）

　単独首位から出た藤田さいき（ＪＢＳ）が６バーディー、１ダブルボギーの６８をマークし、通算１０アンダーで初日から首位をキープし、１５年ぶりのメジャー制覇に王手をかけた。

　９日の第２ラウンド後には３９度の高熱を出したが、不調を感じさせない圧巻の３連続バーディーで締めた。

「本当はストップかかっている」とドクターストップを押して、この日の第３ラウンドを迎えた。序盤はパーで安定したプレーを見せたが、９番パー５は、「ぼーっとしていた」とショットのミスが続き、ダブルボギー。一時首位から陥落した。それでも、１２番で７メートルを沈めると、調子を取り戻し、１６番から連続バーディー。「１００点です」と笑みを浮かべた。

　１８年大会覇者の申ジエ（韓国）が２打差で２位。１１日は同組で回るため、「ジエちゃんと回るときは毎回すごい勉強になる。楽しみですね」と笑ったベテラン。どちらが優勝しても今大会最年長優勝となる。

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