ベルギー1部のシントトロイデンが、プレーオフ3(13~16位)の最終戦でコルトレイクと2―2で引き分け、残留を決めた。

 日本人選手のGK小久保玲央ブライアン、DF小川諒也、MF藤田譲瑠チマ、MF伊藤涼太郎がスタメン出場した一戦は、前半5分に前線でのボール奪取から最後はエースFWベルタッチーニが先制点。

前半8分に豪快なミドルシュートを決められ、21分にも連続失点で逆転されたが、同37分にMF藤田の右からのクロスが同点ゴールを呼び込み、前半は2―2で折り返す。

 後半はスコアは動かず、終了間際には昨年11月の試合中にアキレス腱(けん)断裂とみられる負傷で長期離脱していたDF谷口彰悟がピッチに立ち、2―2で引き分け。残留を争っていたサークル・ブリュージュが2―4で大敗したこともあり、苦しいシーズンだったが、最終節で辛くも1部残留を決めた。

 MF藤田は「本当に苦しいシーズンでしたけど、メンタル的にだったり、すごく鍛えられた部分があるので、このシーズンを今後のプラスに生かせるように、またいちから頑張りたい」と振り返った。

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