NHKマイルC・G1(5月11日、東京・芝1600メートル、良)は9番人気のパンジャタワー(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)が栄冠をつかんだ。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げ、2004年のキングカメハメハと2010年のダノンシャンティで同レースを2勝している元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が11日のレース直後に自身のX(旧ツイッター)でレース分析を投稿した。
1番人気で14着に沈んだアドマイヤズームに関して、安藤氏は「ゲート裏で気合いが乗りすぎて好スタートから行きたがった。調子が良すぎたくらいかも。確たる逃げ馬がおらんかったで、むしろ先行した組は力んで差し決着になった」と見解を示した。また、9番人気で見事にG1初制覇を飾ったパンジャタワーについては「マイルでも長いと思ってたけど絞れてスカッとしてた。皐月賞と桜花賞のレベルもそれなりってこと」と指摘している。