◆明治安田J1リーグ▽第16節 鹿島―川崎(11日・国立)
アウェーの川崎は前半7分、DF佐々木が右CKにニアで頭で合わせて先制ゴール。左サイドバックで先発出場した25歳が今季初得点を決めた。
続く10分には、カウンターからFWマルシーニョが右足でシュートも、これは鹿島GK早川が触り、CKに。16分には、前線でのプレスからMF大関が決定機を迎え、左足シュートもわずかに枠の右に外れた。
38分にはFWエリソンが左足シュートもGKの正面を突いた。40分は、大関のパスから佐々木が左サイドを崩したが、折り返しのパスは中央の味方と合わず、鹿島にクリアされた。
一方、昨季まで川崎を指揮した鬼木監督が率いる5連勝中の鹿島は、前半アディショナルタイム1分、MF舩橋が相手を一人交わした後、左足でゴール左上に突き刺し、J1初ゴールで同点に追いついた。
前半27分にはFWレオセアラが左足シュートもGK山口の正面。29分には再びレオセアラにチャンスもゴール枠を捉えきれなかった。鹿島にとっては劣勢から、何とか試合を振り出しに戻した形だ。