◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(11日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
9位から出たルーキーの都玲華(大東建託)が2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2アンダーで8位に入った。自身初となるトップ10フィニッシュで、6月のニチレイレディス後に行われる、第1回リランキング突破を確実にした。
18番で5メートルのバーディーパットをねじ込んだ都は、豪快にジャンプ。「気づいたら跳んでいた。めっちゃ恥ずかしい…」と頬を赤らめた。「苦しい展開だったから、余計にうれしかった。基本楽しい感じでテンションは高いけど、あそこまでむき出しにしたのは私生活でもないです」。メジャーの難セッティングで、4日間オーバーパーはなし。21歳が初出場の大会で、好成績を残した。
デビュー戦のアクサレディス宮崎は予選落ち、2戦目のヤマハレディースは63位、前週のパナソニックオープンは15位と順位を上げてきた。「今年参戦させてもらった頃は予選を通るのに必死で。だんだん通るようになってきたら20位以内に入りたいなとか、先週入れたら今度はトップ10に入りたいなとか、最終日にアウトからスタートしたいなとか、たくさんのお客さんの前でプレーしたいなとか、どんどん目標や望むものが高くなってきた。そこを達成できたので、すごくいい1週間だった」と笑顔で総括した。