◆大相撲夏場所初日(11日、東京・両国国技館)

 新入幕の東前頭18枚目・栃大海(春日野)が、初白星を挙げた。元大関で十両の御嶽海(出羽海)と対戦した栃大海は突っ張りから、はたいて勝利。

「(稽古をつけてもらった御嶽海に)恩返しのつもりでやりました。立ち合いに圧力をかけようとやりました」と笑顔を見せた。

 栃大海は埼玉栄高から17年九州場所で初土俵を踏んだ。高校の同期には、西前頭筆頭・王鵬(大嶽)、今場所休場の東前頭14枚目・琴勝峰(佐渡ケ獄)がいるが「負けたくない存在。追いつきたい。追い越したい」と強烈なライバル意識を燃やしている。

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