◆明治安田J1リーグ ▽第16節 清水2―2町田(11日・IAIスタジアム日本平)
町田はアウェーで清水と対戦し、2―2で引き分けた。前半21分にFW西村拓真が先制点を決めたが、後半21分にPKから同点。
町田の主将DF昌子源が自らを強く責めた。後半39分、FWタンキに沈められた一発は自身のマークのところ。試合後の取材エリアに失意の様子で登場した昌子は「試合の内容はちょっとあまりしゃべれる状況じゃないかな。最後、僕のマークだったので、ちょっと考えることがいっぱいあって」と切り出すと、自身の責任を口にした。
「最近なかなかか勝てていないし、ましてやチームが2回リードしてくれたにも関わらず、最後自分でやられた。試合の内容と言うより、チームを勝たせれないキャプテンは必要ない。チームを勝たせるために働く、動くのがこのチームに必要なキャプテンだと思う。このままじゃ僕の存在意義がほぼないに等しい。次の試合はチームの勝ちに貢献できる姿を見せないといけない。この何試合か、僕自身未熟だなと痛感している。今日も最後の最後でチームに迷惑をかけたし、自分の昌子源というのもそうだけど、このチームのキャプテンをやっている以上、ああいうところでチームの助けにならないといけない。
次戦はホーム(17日)で2位の柏と戦う。ここまで連戦が続いたが、次戦までは期間が空く。昌子は、「しっかり切り替えてやるしかないかなと。次は自分がチームを救うブロックだったり、そういうプレーだったりをやっていければと思います」と話し、取材を締めくくった。