◆明治安田J1リーグ▽第16節 G大阪0―1広島(11日・パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪は前半22分から10人で戦い抜いたが、前半の失点が響き黒星を喫した。連勝は3で止まった。

 試合開始から互いに強度高い攻防を繰り広げていたが、18分、GK一森純からのパスが、ゴール前で広島のFWジャーメイン良にさらわれると、これをMF鈴木徳真が奪いにいった際にジャーメインをペナルティーエリア手前で倒してしまう。一時はプレー続行となったがその約4分後にVARが適応された結果、鈴木はレッドカードを提示されて退場となった。同プレーで与えたFKはしのいだが、前半22分から1人少ない状況となり、デニスヒュメットに代えてMF倉田秋を投入。陣形を整えたが、33分に右サイドのクロスからのこぼれ球をDF塩谷司に詰められて失点した。

 0―1の後半からは、FW宇佐美貴史に代えてDF岸本武流がピッチへ。より守備から攻撃へつなげる流れを強くすると12分、1トップに入ったFW山下諒也がエリア前で倒された。FKを獲得すると、キッカーはFW満田誠。右足から放たれたボールは広島のGK大迫の逆を突いたが、惜しくもバーの上を超えた。交代枠も使って、その後も数的不利を感じさせないハードワークを披露。しっかりゴール前まで迫る場面も作ったが、得点は生まれなかった。

 G大阪の連勝は3でストップ。対する広島は今季初のリーグ戦3連勝となった。

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