◆明治安田J1リーグ▽第16節 鹿島2―1川崎(11日・国立)
サウジアラビアで行われたACLEで準優勝となった川崎は帰国初戦のゲームで逆転負けを喫した。
前半7分、CKからDF佐々木が頭で合わせ今季初得点で先制したが、その後のチャンスを生かせず、前半アディショナルタイムに同点弾を許した。
後半は20分に、DFラインの裏を突破され、FW田川に左足で勝ち越しゴールを許すと、同31分に前線の選手を3枚替え、2トップで相手を攻め込んだ。だが、終了間際にFW山田が放った左足ボレーシュートがバーに当たるなど、同点とはならなかった。昨季まで川崎を指揮した鬼木達監督率いる鹿島に6連勝を許す形となり、川崎は4月6日の町田戦以降、リーグ6戦勝ちなしとなった。
試合後、長谷部茂利監督はDAZNのインタビューで「前半、攻撃面で非常によい形でできていたので得点につなげたかった。リードしただけに勝利したかった。予定通りゴールに迫ることができていたので、それを継続する、最後決めきること。前半はとくにそういう形だった。追いつかれたハーフタイムでは、後半リードするには得点、最後の質のところが大事だという話をして、送り出した」と振り返った。
今後、連戦を控える中、「ゴールに迫る自分たちの形はいくつも出せた。それを継続して、ゴールを決められるように、そこを追求していきたい」と前向きに話した。