◆大相撲夏場所初日(11日、東京・両国国技館)

 綱取に臨む大関・大の里(二所ノ関)は、東前頭筆頭・若元春(荒汐)を寄り切り、白星スタートとした。過去の対戦成績が4勝2敗で先場所、敗れた相手に対し、もろ手づきから右を差し、一気に突っ走り、危なげなく勝利。

 大の里は先場所、12勝3敗で、高安(田子ノ浦)との優勝決定戦を制し、3度目の栄冠をつかんだ。今場所、優勝か優勝に準じる成績を挙げれば、綱取りが濃厚となる。23年夏場所に初土俵。過去12場所ですべて勝ち越し。年6場所制となった1958年以降では初となる全場所勝ち越しでの快挙を狙う。

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