第20回ヴィクトリアマイル・G1は5月18日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。

 アスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)は前走でサウジアラビアのG2を勝利。

スタートがよく道中は有力馬をマークする形で運び、直線はしっかりと脚を使って差し切った。帰国の後の調整も順調で一昨年の阪神JF以来となるG1タイトルを狙う。

 クイーンズウォーク(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父キズナ)は前走の金鯱賞・G2が重賞3勝目。牡馬を相手に力があることを証明した。今回は2ハロンの距離短縮となるが、3歳時には同じ舞台のクイーンCを勝利。対応は可能だ。

 サフィラ(牝4歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)は前走の阪神牝馬S・G2が待望の重賞初制覇。サラキア(府中牝馬S1着。エリザベス女王杯、有馬記念2着。)、サリオス(朝日杯FS1着。皐月賞、ダービー2着)など活躍馬が多数いる良血が、勢い十分でG1タイトルを狙う。

 ボンドガール(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)は秋華賞2着を含め、重賞2着が5回。

なかなか勝ちきれないが牝馬ではトップクラスの力はある。

編集部おすすめ