リーグワン2部の花園は12日、現在決まっている今季限りで退団する選手17名を発表した。

 オーストラリア代表として110キャップを誇るSHウィル・ゲニア、同76キャップのSOクウェイド・クーパーをはじめ、元日本代表のフランカー村田毅、WTBセミシ・マシレワらの退団が決まった。

花園は10日のリーグ最終節・愛知戦(38〇7)で勝利し、入替戦進出が決定。今季残されているのは、24日から三重(1部・11位)とホーム&アウェー方式で行う2試合のみとなる。

 10日の試合後にウィル・ゲニアは「本当にこのチームが大好きで、このメンバーでラグビーができていることをほんとに今日も楽しめてプレーができました。シーズンの序盤はもちろんチームとして結果が出てなかったんですけども、見ていただけてご覧になって分かる通り、チームとしてはどんどん、どんどん固まってコネクトできていて、チームとしてもどんどん成長していっている。いいラグビーができ始めてるのに、これで終わってしまうっていうのは残念でならない。なので、残された時間を精一杯楽しもうと思う」とコメント。フランカー野中翔平も「残る人はみんながいい去り方ができるように結果を出したい。去る人も、残る人が次1部でできるようにという思いでやってくれると思う。いいものができると思います」と少しさみしさも漂わせながら、入替戦へ意気込んでいた。

以下、退団選手17名

▼FW ネスタ・マヒナ、佐々木駿、三竹康太、アンドリュー・マカリオ、ジョセフ・ドモニ、サム・ジェフリーズ、村田毅、セルホゼ

▼BK 佐原慧大、ウィル・ゲニア、クウェイド・クーパー、ブレンデン・ベンター、小林広人、トム・ヘンドリクソン、セミシ・マシレワ、リエキナ・カウフシ、マヌ・アカウオラ

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