◆大相撲 ▽夏場所第2日(12日、東京・両国国技館)

 浦山(音羽山)が幕下最下位格付け出しでデビューした。同じ幕下最下位格付け出しの花岡(境川)と、小学校時代にわんぱく相撲で敗れて以来の対戦。

警戒していた上手投げで屈し、「(立ち合いは)思った通りにいったけど、最後ちょっと甘かった」と悔やんだ。

 近大出身の22歳は、昨年11月の全国学生相撲選手権で8強の実績を持つ。2017年に亡くなった父の浦山英樹さんは、元大関で幕下・朝乃山(高砂)の富山商高時代の恩師だった。初土俵は悔しい結果となったが「学生の時と全然違う空気感だったので、早く慣れないといけない。切り替えて勝ち越したい」と前を向いた。

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