昨夏のパリ五輪柔道男子66キロ級で2連覇した阿部一二三(パーク24)が12日、都内で行われた所属先の壮行会に出席。日本男子単独では最多となる5度目の優勝を目指す世界選手権(6月、ハンガリー・ブダペスト)へ「自分らしい柔道を全力でして、世界チャンピオンになってまたパーク24で報告できたら嬉しい。

たくさんの応援をよろしくお願いします」と意気込みを語った。

 4月には体重無差別で争われた全日本選手権に出場。1回戦では2階級上の81キロ級選手に背負い投げで一本勝ち。2回戦は登録体重120キロの相手に一本負けしたが、初挑戦で爪痕を残した。この日は妹の詩ら所属の6選手と壮行会に出席。吉田秀彦・柔道部総監督は「選手は結果でしか恩返しができない。選手が頑張って、結果をここで報告したい。期待してください」と挨拶し、かけつけた社員らから拍手を受けた。

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