十両・草野、初の幕内での取組で１勝「目指していた土俵。どうしても勝ちたかった」
草野（右）は朝紅龍を吊り出しで下す（カメラ・越川　亙） 画像（1枚）

◆大相撲夏場所２日目（１２日、東京・両国国技館）

　西十両筆頭の草野（伊勢ケ浜）が、西前頭１７枚目・朝紅龍（高砂）をつり出して初白星を挙げた。初めての幕内での取組で「今日はどうしても勝ちたかったので、緊張した。

目指していた土俵なので、そこで初めて上がって勝てたのはすごくうれしい」と喜んだ。

　先場所は新十両で初日からの連勝記録を１２に更新し、４８年ぶりの最速タイ記録となる１２日目に優勝を決めた。十両筆頭に大きく番付を上げた今場所は初日、東同２枚目・英乃海（木瀬）に敗れたが「幕下でも初日で負けることはあったので。そこは気にしてなかった」。２３歳のホープが幕内昇進に向け、再スタートを切った。

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