◆大相撲夏場所2日目(12日、東京・両国国技館)

 東前頭9枚目・安青錦(あおにしき、安治川)が初白星を挙げた。先場所で敗れていた西同7枚目・美ノ海(木瀬)との対戦。

押し合いから相手が引いたところを頭を下げて寄り切り、「立ち合いは感覚的に当たりが良かった。(土俵際は)体が勝手に動いた」と振り返った。

 新入幕の先場所は11勝を挙げて敢闘賞を受賞した。番付を6枚上げて迎えた今場所は、初日に金峰山に黒星。師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)に「動きがおとなしい。気合入れていけ」と檄を飛ばされ、「気持ちを切り替えて自分の相撲を取った」。安治川親方はこの日、幕内前半戦の審判を務め、土俵下で見守っていた。「土俵下の師匠の顔を見て、気合が入った」と感謝した。

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