U―22Jリーグ選抜が13日、大阪府内で関西学生選抜と試合を行う。

 12日に第2回目の活動がスタート。

「日本代表全体のレベルアップを最大の目的に、W杯や五輪で活躍できる選手を輩出する。またJリーグや海外トップリーグで活躍できる若いエリートユース選手をJFA、Jリーグが一体となって強化・育成していく」ことを目的とした活動。菅原大介監督を筆頭に、日本代表・前田遼一コーチ、G大阪・遠藤保仁コーチ、広島の青山敏弘コーチが指導にあたり、初日はサイドからのクロスをゴール前で合わせる練習や、7対7の実戦形式など約1時間の練習が行われた。

 広島のFW井上愛簾(あれん)は、実戦形式では遠藤コーチが指揮するチームに入った。そこで伝えられたことを聞かれると「勝負にこだわることもそうですし、前半が終わったタイミングで自分らが1本もシュートがなかったので、まずはシュートが打てるタイミングがあったら狙っていくことを言われました」と明かした。

 その後の居残りシュート練習でも「コーチが豪華ですし、そこから吸収できるものもあると思う。いっぱい吸収して、自分は将来A代表を目指しているので、そこが今何をやっているのかだったりを聞きながらやりたい」と、前田コーチに日本代表で行っている練習について教えてもらい、遠藤コーチのパス出しからシュート練習を繰り返す姿があった。

 今季ここまでリーグ戦は途中出場での1試合にとどまっており、関西学生選抜との試合は貴重な舞台。「なかなかトップで試合に出られない中で、こういう試合という経験が出来るので、試合勘を保つこととゴールという形でしっかりアピールしながら、チームに戻ってからも勢いを持ってやれるようにしたい。(9月のU―20)W杯は色々な人が見に来ていると思うので、そういう意味では絶対に立ちたい舞台ですし、U―20を背負ってやらせてもらうことは誇りに思うし、サッカーをしていく上で代表でプレーすることは自信になると思うので、そこに食い込んでいけるように」と強い思いを口にした。

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