◆大相撲 ▽夏場所3日目(13日、東京・両国国技館)
昨年の国民スポーツ大会成年個人3位で幕下最下位格付け出し資格を取得した行徳(玉ノ井)が、西幕下59枚目・栃清龍(春日野)を押し倒して、デビューから連勝となった。一番相撲での自己採点は「50点」だったが、「今日は70点ぐらい。
拓大出身も、相撲部には所属せず、母校の東京・足立新田高でコーチを務めながら稽古を積んで入門した異色の経歴。拓大の相撲部出身で、先場所から幕下最下位格付け出しで一足先にデビューしていた五島(藤島)については「相撲部ではなかったが、同じ大学の同級生。向こうが頑張っていると、自分も頑張ろうと思える」と語った。
玉ノ井部屋はYouTubeでの積極的な発信を行い、動画内で趣味に相撲を挙げていた。取材では相撲に次ぐ趣味に『天体観測』を挙げ、長野県で行われるナイトツアーにも参加経験があるという。好きな星座はおおいぬ座のシリウスで、一等星の中でも最も明るい星だ。シリウス同様に自身も角界の一番星を目指す。