◆大相撲夏場所3日目(13日、東京・両国国技館)

 東十両7枚目・友風(中村)が、西7枚目・琴栄峰(佐渡ヶ嶽)に押し出され1勝2敗となった。

 もろ手の立ち合いで琴栄峰の動きを止め、動きながらのはたきで土俵際まで追い詰めたが、残されて中に入られてしまい、最後は押し出されてしまった。

 「もっと前に攻める気持ちがあれば良かったですね。昨日の一番は師匠(中村親方=元関脇・嘉風)から『いい相撲だった』と褒められたのですが、今日はいいところがまったくなかった」と声を落とした。

 体調は万全だという。それを支えているのが変わらないルーティンだという。朝、部屋に着くと自室でのんびり休養を取る。取組が終わると部屋に戻ると、設置されている酸素ルームで1時間ほど横になるという。「疲れがたまらないのがいいですね」と友風。今場所はこのルーティンで15日間を戦い抜くという。

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