◆大相撲 ▽夏場所4日目(14日、東京・両国国技館)
今場所から幕下最下位格付け出しでデビューの浦山(音羽山)が、東幕下59枚目・玉欧山(鳴戸)を上手投げで下し、初白星を挙げた。一番相撲では同付け出しの花岡(境川)に敗れており、「緊張もあるが、とりあえず1勝できたので良かった」と安どした。
近大出身の22歳は、昨年11月の全国学生相撲選手権で8強の実績を持つ。2017年に亡くなった父の浦山英樹さんは、元大関で幕下・朝乃山(高砂)の富山商高時代の恩師だった。残り五番へ向けては「まだ勝ち越してはいないので」と先を見据えた。